Ella Flure - ARを活用したビジネスモデル

後期の活動

2回目の成果物とのつながり

2回目の中間発表から内容は変更せず、やることの方向性を変更しました。
夏休みの活動ではプロトタイプの作成に注力しました。結果、体験できるもののを実際に展示することができ、体験してくださった方から好評をいただくことができました。
しかし、ITビジネスプログラム(以降IBと記載)としての学びを活かすために、目標を達成するためには作成したプロタイプをビジネスとして考えていく必要があると思い、マネタイズモデルやロードマップ作成などに注力することにしました。

IBでの学び

IBではベンチャービジネスコンテストに出場し、2位を獲得しました。このコンテストでは、自分でビジネスプランを考案し、審査員である社長の方々にプレゼンテーションを行いました。 今までお金の流れについて学んだことがなかったため、何度もプランを修正しながら進め、IBを専攻して起業したOBの先輩に相談したり、SA(Student Assistant)の方にサポートをお願いしながら、 半年以上にわたって取り組みました。 この経験は、今回のElla Flureのプロジェクトにも活かせると感じています。

ビジネスモデル図

ビジネスモデル図
  • 無料で基本体験 + 広告視聴
    無料ユーザーが広告を視聴しながら、限定的なAR体験を楽しむ。
  • アプリ内課金
    必要なときにだけ支払いたいユーザーが、個別のコンテンツを購入して利用。
  • サブスクリプション
    継続的に利用したいユーザーが、プレミアムコンテンツや広告非表示の特典を享受し、月額または年額で利用

ビジネスモデルの全体像

基本モデル:無料での基本体験 + 広告収益

  • 内容 :
    アプリは基本無料で提供し、ユーザーが簡単にAR体験を試せるようにします。無料のAR体験や限定的なコンテンツは、広告を含めて提供します。
  • 目的 :
    アプリの利用ハードルを低くし、多くのユーザーにアクセスしてもらうことで広告収益を確保。また、無料体験を通じて、より深いAR体験に興味を持ったユーザーに課金を促す導線を作ります。

アプリ内課金(従量課金)

  • 内容 :
    ユーザーが特定のARコンテンツ、フィルター、イベント連動コンテンツなどを個別に購入できる従量課金型のモデルです。たとえば、季節ごとやイベント(母の日、クリスマス、バレンタインなど)に合わせた限定AR体験を有料で提供します。
  • 目的 :
    イベントの際に特別な体験を提供し、興味を持ったユーザーから収益を得る。また、特定のコンテンツや期間限定のフィーチャーを追加することで、一回ずつの課金で収益を増やします。

サブスクリプション(定期課金)

  • 内容 :
    月額または年額のサブスクリプションプランを提供し、加入者はプレミアムコンテンツや最新のAR体験にアクセスできる特典を受けられます。さらに、広告を非表示にする特典も提供し、快適な利用環境を整えます。
  • 目的 :
    継続的に利用するユーザーをターゲットにし、定期収益を確保します。広告を見なくて済む、常に新しいコンテンツにアクセスできるといった特典を加えることで、長期利用者を増やす狙いがあります。

今後実装したいもの

ポイントシステムによるリテンション(顧客維持)

  • ポイント獲得 :
    花を購入するたびに一定のポイントを付与。ポイントはアプリ内で表示され、ARコンテンツの購入や次回の花購入に利用可能です。
  • 目的 :
    ユーザーが花を購入することで得られるポイントが、アプリの体験や次回の花購入につながるため、顧客ロイヤルティを高め、長期的なユーザーリテンションを実現します。

ポイントの利用方法

  • ARコンテンツの購入 :
    貯めたポイントを使って、有料のAR体験やフィルターをアンロックできる。
  • 花の購入時の割引 :
    次回の花購入時にポイントを使って割引を適用。花購入とAR体験の連動により、リピート利用を促進。

発表のフィードバックと反省点

発表の様子